毎日を忙しく生きる人に贈る最高の珈琲

 

ぐねぐねした人生の道に迷ってしまった時。

忙しく過ぎる毎日に息苦しさを感じた時。

自分を嫌いになってしまった時。

そんな時にそっと背中を押してくれるのは、店主の想いがこもった1杯の珈琲かもしれない。

 

帯広駅から約15分。木野北通り沿いにある『木野珈琲』。

元気よく出迎えてくれたのは、1人…ではなく1匹のワンちゃんだ。

木野珈琲店の看板犬であるゴールデンレトリバーの令(れい)くんは、とても人懐っこく、ゴールドに輝いているツヤツヤの毛並みが眩しい男の子。

そして、遊んで!とおもちゃを持ってきている令くんを暖かい眼差しで見つめているのは、店主の余湖 敏一(よご としかず)さん。

相談や悩みごとなど、なんでも受け止めてくれそうな上品な佇まいが魅力的。

余湖さんは、前職では教員で塾を経営していたが、塾を閉める時に大好きな珈琲と犬が一緒に楽しめる場所があればいいな、と思い建物を改装して5年前に『木野珈琲』をオープンさせた。

基礎を学ぶために札幌へ通い、自分の理想の珈琲を淹れるために何度も試行錯誤を重ねて、完成したのが、人気メニューの「木野ブレンド ¥450」

丁寧なハンドドリップで淹れられた、オリジナルの珈琲は上品な香りを放ち、さっぱりとした爽やかな味わい。

苦味を感じにくいから、苦いのが苦手な人でも楽しめる。

冷めてしまっても美味しいのが魅力のひとつだ。

ドリンクメニューは、「エスプレッソ ¥350」や「タンザニア ¥500」、「キャラメルラテ ¥550」など種類が豊富なので、その日の気分によって選んでみても楽しいかも。※全てのドリンクメニューはテイクアウト可能。

8:00から営業しているので、朝の散歩の後に一杯頂くのもいいなと思う。

余湖さんが、珈琲を作る時に1番大切にしていることは、平常心を保つこと。

集中力が欠けてしまうと、ドリップしすぎたりと珈琲の美味しさが半減してしまう。

常に穏やかな気持ちを保ち、焦らずにゆっくり生きる。

そんな心構えが珈琲を美味しくする秘訣なのかもしれない。

余湖さんにとって、カフェを作る時に大きな核になったのは、大学時代から16年間過ごした名古屋での生活だった。

名古屋では、昔から喫茶店でモーニングを楽しむという文化があり、昔ながらの純喫茶もたくさんある。

学生時代は、喫茶店が好きでよく通っていたそう。

特にお気に入りだったのは、『パイン』という喫茶店。今はもうないが、余湖さんにとって大切な思い出がつまったお店。

『パイン』でよく注文していたのが名古屋の名物料理「鉄板ナポリタン(珈琲付き) ¥960」。

それは、『木野珈琲店』の看板メニューでもある。

鉄板で焼かれた熱々のナポリタンと下に敷かれた卵の相性が抜群。

熱々でいただくのがよりベターだ。

毎日を大切に生きていても、人生は楽しいことばかりではない。

「辛いことや大変なこともたくさんありますが、人生は山あり谷ありだと思って乗り越えるようにしています。山を登っているということは、下りもあるということ。結局、生きるということは修行なんですよね。カフェを経営していると大変なこと辛いことはあります。ですが、その分楽しいこともやりがいも見つけられます。これからものんびり経営しながら、お客様一人ひとりが自分の時間を大切にできる空間にしたいです」。とにこやかな表情で語ってくれました。

 

余湖さんから溢れる人を思いやる優しい気持ち、穏やかな時間。

全てが居心地が良くて、暖かい。

私は、1番大切なことは、お金でも権力でもなく人を思いやる優しい気持ちだと思っている。

だけど、日々の生活と変化する感情の中でついつい忘れてしまいがちだ。

そんな時は、自分としっかりと向き合う時間と温かい一杯の珈琲。

1度立ち止まって考えて、心が落ち着いたらまた新しい一歩を踏み出してみよう。

 


木野珈琲

住所:音更町木野西通13–1–19

電話:0155–30–0451

営業時間:火曜、水曜 8:00~17:00、木曜、金曜8:00~17:00、 19:00~21:00、土曜8:00~15:00、19:00~21:00

定休日:月曜、日曜 ※2021年1月から火曜も定休

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